2013年5月25日土曜日

レスデラ以外の所有ギターたち

本日はレスポールデラックス以外の所有ギターを紹介いたしゃす。




Fender Japan TL72
 バスウッドボディの低価格モデルです。テレらしいパキンパキン感が少ないので逆に扱いやすいです。
主に半音下げようとして使用。

Epiphone Japan ES-335
 国産時代のエピフォンです。リアはTB-59に交換してあります。
 これ使ってたお陰で軽音部時代先輩から「ラリー(カールトン)」と呼ばれていました。
 ま、まぁ色的にはリトナーですね・・・www

Sadowsky R1
PUはSuhrのFLが載っております。本当に良く出来たギターです。
正にストレフリー・・・福山芳樹さんなんかもこのギター使ってらっしゃいますねー。


Gibson Les paul Traditional PRO
 HR/HM用と化したレスポールくん。フロントはダンカンのJAZZ,リアはJBです。
 JBっつーのはホントよく歪むPUですね・・・wwwコイルタップも付いてて割と万能です。
 早くライブで使ってあげたいなー。






2013年5月24日金曜日

我がレスポールデラックス!

忘れもしない2010年10月1日の事です。
都内の某大手中古楽器専門店からこの子をうちに迎えたのは。

1979年製、GIBSON LES PAUL DELUXE GOLD TOP

   自分で言うのもなんですが、本当に美しいです。たまりませんなぁ・・・
   一応フルオリジナルです。ですからフレットはあの低い低いフレットレスワンダー。
   もう慣れましたけどやっぱり他のギターよりチョーキングに苦労しますね・・・
   何故かフロントは76年、リアは77年のミニハムが搭載されています。

しばらくしてリアPUの音作りに悩んだ末ダンカンのSM-2を購入し搭載しました。
ついでにリア用のコンデンサーはビタミンQに変更しました。
確かにパワーは上がり深めに歪ませたときの使いやすさは向上しましたが
割とトレブリーなこのPUとメイプルネックの相性が悪く思ったよりローがスカスカしてしまいました。

ちなみにこのミニハムはあまり人気が無い(というかミニハム自体の需要が低い)ため
中古買い取り価格はかなり悲惨です・・・www改造マニアの知り合いに売りつけるのが吉です。

Twitterで知り合った某P-90狂に勧められてP-90を搭載。PUカバーをちょこっと削りました。
 千石電商で売っている3280円の国産品です。クリーントーンが心地よく2,3ヶ月この状態で
使っていましたがやはり根はハードロック人間なのでハムバッカーの音が恋しくなった結果・・・


ディマジオのP-90サイズSuperDistortionを積むという暴挙にwwww通称カロリーメイトです。
この状態はトムショルツやエイドリアンスミスとほぼ同じ仕様ですね・・・www
見た目もすっかり56年っぽくなってしまいました・・・
うーん、噛みつくようなディストーションサウンドがステキー・・・
ディマジオには他にもP-90サイズのハムバッカーがいくつかラインナップされているので
チェックしてみてくださいねー。
そういえばT-SQUAREの安藤まさひろ氏もP-90サイズハムを使っていましたね~




でもやっぱりミニハムのあの頼りないけど甘くて優しいサウンドが恋しいなぁ・・・


そして今に至る↓

やっぱレスポールデラックスはこうでなくちゃ!(前後PUをオリジナルに戻しました☆)

どんだけ飽きっぽいんだ自分・・・wwww
オリジナルPU,やっぱり良いですね。フロントでフェンダークリーンに繋ぐととてつもなく気持ち
良いですよ!あ、あとコンデンサーも結局オリジナルに戻しました。
これでブルースロックやらスムースジャズなんかをポロポロやっとります。



素晴らしいギターなのですがあまり融通が効かないので是一本あれば安心!という訳にはいきませんが今の私にはなくてはならない存在です。


これからも末長く宜しくお願いしますよん。。。


2013年3月9日土曜日

ヘマ隠し

レスポールデラックスにはこのようにエスカッションの周りを更にエスカッションがはめられている
所謂ダブリリングマウントという仕様が存在します。

楽器店は希少だの何だのと抜かしていますが実際はピックアップキャビティを掘る時に
できてしまった傷や広く掘り過ぎてしまったキャビティを隠すために取り付けられたモノなんです。

見た目も特に悪くはありませんしサウンドには直接影響するとも思えないので気にする必要はないんですけどね・・・wwww


ちなみにリングを固定しているクギは真鍮製です。

2013年1月24日木曜日

リプレイスメントPU

多くのレスポールデラックスユーザーは「リアPUの音が細すぎる」という問題に直面します・・・

ある者はフルハム化を・・・ある者はP-90化を・・・そしてある者はファイヤーバード用ミニハムに交換・・・


みんな悩んでいる筈です。たぶん。


ここではデラックスのピックアップ交換に役立つ情報をちょびっとお教え致します。えぇぇーい。


私としてはフルハム化は邪道、というか取り返しがつかない作業だと思うので推奨は致しません。
パワーのあるミニハムもあるので是非そちらを一度ご検討になってから、お願いします(´;ω;`)

勿論ギブソン製も存在しますが今回紹介するのはサードパーティ製、そしてギブソンとは少し
毛色の違うピックアップをご紹介致しますです。

という訳でまずはハイパワーミニハムバッカァァァァ!
セイモアダンカンのSm-2です。私はこれをリアに搭載しています。
かなりパワーがあるのでクラシックロックからハードロックまで幅広く対応できます。
かのロベンフォードもこのピックップを使用しています。
ビンテージ系のSm-1なんかもあるのでこの辺は用途に合わせて、どうぞ。


こちらはディマジオのDP240&DP241

ミニハムバッカーのサウンドの抜けの良さと上質なトーンを追求した”Vintage Minibucker”シリーズの登場です。一般的な傾向として、ヴィンテージのミニハムバッカーのサウンドは、静かでクリーンな特長を持っている反面、サウンドが弱くこもって聞こえてしまう弱点がありました。ディマジオは、この点に着目してミニハムバッカーの開発を行い、DP240を誕生させました。
DP240 Vintage Minibucker Neckには明瞭な音色に加え、ダイナミクスときらめきがあります。一言で表すならば、ディマジオ・ヴィンテージ・ミニバッカーはチャイムのような美しいサウンドです。クリーン・トーンでは、カントリー・サウンドにもマッチする素晴らしさで、ハイゲイン・アンプのディストーション・サウンドでもサウンドは曇ることなく、輝きが増します。

だそうです。(ディマジオ社HPより拝借)
Duncanの刻印が嫌な方にもこちらはオススメできます。FJのテレに採用されていたりします。



オープンタイプがお好みの方はこちらを。 リオグランデの

BABY BUCKER

ミニハムバッカーといえば、カバードタイプが一般的ですが、BABYBUCKERはミニハムバッカー初のオープンタイプのピックアップです。 あなたの70年代製レスポールデラックスのルックスが、よりクールになります。
オリジナルに近い、太くてたくましく、そして音量あるサウンドをクリエイトします。
だそうです(またまた引用)
ゼブラのミニハムもかっこEですね。ホスィ・・・

さてさて、ここで注意して頂きたいのはデラックス特有のミニハム用エスカッションの

存在です。

オススメなのはギターワークス製のエスカッションです。
ブラックもあります。お値段840円、少し値は張りますが国内で買えるエスカッションといえば
これくらいなので・・・・(http://www.guitarworks.jp/fs/guitar/l060080/3539-i)

でもこれP-90用ザクリ寸法なのでデラックス純正エスカッションより一回り大きいので
ヤスリで整形して軽くサイズダウンする必要があります。ご注意ください。





今回はミニハムしか紹介できませんでしたが今後P-90についても触れるつもりです。
どうぞよろしく。

(なんかステマブログみたいになったな・・・うぅぅ・・・)


More than a feeling

今までレスポールデラックスを採用したシグネイチャーモデルといえば
ピートタウンゼントモデルくらいだったのですが・・・
2013年遂に新たなレスポールデラックスベースのシグネイチャーモデルが発売されます!



                Gibson Customshop 

Collector's Choice #10 Tom Scholz 1968 Les Paul Deluxe


BOSTONのトムショルツモデルです!もう本当に嬉しいです・・・
BOSTONは私をエレキギターの道へ誘ったバンドの一つなのです!
「一番好きなバンドは?」って訊かれたらツェッペリンと迷いつつも「BOSTON!」
と答えることでしょう。


しかし疑問が一つ・・・商品名に入っている「1968」という数字・・・
レスポールデラックスが発売されたのは1969年だったはず・・・
つまりこのギターは再生産開始直後に発売された「Les paul Standard」な筈です。


デラックスユーザーとしてはこのギターがデラックスだと嬉しいんですけどねーwwww


お値段なんと598000円・・・大ファンである私としては喉から手が出る程欲しいギターなのですが・・・
数年後中古で流れてくる時を待ちましょうwww


実際のモデルはトム本人による大幅な改造が試されているので完全コピーしたい方はご自分でどうぞ。

テイルピース後に貼ってあるシールなんかはWALK ONのジャケットなので簡単に作れると思いますよ!




(とりあえず手持ちのデラックスをこの仕様に改造してみたいな)



試奏できたらまたレポート書きますわーん。

2013年1月7日月曜日

偉大なるオーナー達

レスポールデラックスをメインで使っているギタリストが少ない事も本モデル不人気の原因かもしれませんね・・・

でも・・・!所有してたり一時期使ってた、っていうギタリストは沢山いるんです!
という訳で今回は偉大なるオーナー達を紹介したいと思います。


まずはやはり
ピートタウンゼント御大ですね!リッケンバッカーやSGなんかも使っていましたがやはり
ピートといえば76年製レスポールデラックスでしょう!本当にかっこいいですwww
しかしまぁセンターにディマジオのフルサイズハムが搭載されていたりタップスイッチが追加されていたり
位相反転スイッチがついていたりと、かなりイカれた改造がされています・・・
なので吊るしのデラックスを買ってもこの音は作れないです・・・ウウッ・・・
ちなみにギブソンカスタムショップから2005年にピートシグネイチャーとして発売されました!
中古市場での流通数はかなり少ないですが再現度はかなり高いです。


でもいくらなんでもピートはギター壊し過ぎだと思いますわ・・・wwww



お次はレイナード・スキナードのゲイリーロッシントン

もう大好きなバンドです。ゲイリーは59年製レスポールを手に入れるまでこのゴールドトップの
デラックスを使っていたそうです。つまり1stアルバムはこのデラックスで録音されたという訳です。
デラックス買った後知ったのでかなり感動しましたね~。今でもよく聴くアルバムの一つです。




お次はアイアンメイデンのエイドリアン・スミスです。
ディッキンソン・・・彼のレスポールは確か76年製だったと思います。使用頻度は高くありませんが
ライブなどでもサブとしてステージ脇に控えさせているようです。
リアをフルサイズに交換したデラックスも案外カッコイイですねー!
なんとも実用的で羨ましい。



お次も大物、エリッククラプトンです!


























映画Tommyでのワンシーン。クラプトンのレスポールといえば
ブルースブレイカーズ時代に愛用していた1960年製レスポールが有名ですが
実はデラックスも使っていたのです。



そしてブルース/フュージョン界からはロベンフォード!

確かリアピックアップはセイモアダンカンのSM-2だったと思います。
デラックスのリアは音が細く扱い辛いですもんね・・・




他にもモーターヘッドのエディクラークやガンズのSlash、エアロスミスのジョーペリー、
Bon joviのリッチーサンボラ、スコットゴーハム、ケリージョンソン、バーニーマスデン
などなど名だたるスーパー☆ギタリスト達が使用していたのです。

しかし70年代~80年代のハードロックサウンドにミニハムでは対応しきれないため
フルハム化改造がかなり一般的だったようです・・・


不遇じゃ~

誕生


レスポールは1960年に生産が終了しSGタイプにモデルチェンジしました。(初期のSGにはレスポールの名が冠されています)

そして1968年、遂にレスポールが再生産されます。
この時発売されたのはP-90が二発搭載されたレスポールスタンダードとレスポールカスタムでした。


そんな中ギブソンは1969年にレスポールデラックスが発売しました。
やはりデラックスの最も大きな特徴といえばこの小型ハムバッカーですね。
そのハムバッカーこそ、かの有名・・・ではないミニハムバッカーです。
←これ

可能な限り生産コストを抑えつつハムバッカーを搭載したギターを作るか・・・
ギブソンはこの課題をクリアするため目を付けたのは
エピフォン社が開発したミニハムバッカーでした。
そのミニハムバッカー(以下ミニハム)をプラスティック製エスカッションに填めることでP-90と同サイズのハムバッカーを開発したのです。こうすれば新たにテンプレートを作る必要がありませんからね。



デラックスは本当にマイナーチェンジが多いモデルなので全てを紹介することはできませんが
大まかに言うとレスポールデラックスは2つのタイプに分けることができます。

まず第一のタイプは69年から75年まで採用されたマホガニーネックのレスポールです。
これらのモデルは数あるデラックスでも人気が高く比較的高値で取引されています。

第二のタイプは76年から84年まで採用されたメイプル3ピースネックのモデルです。
レスポールの弱点であったネックの弱さが見事解消された当モデルですが
トレブリーなミニハムバッカーとの組み合わせにより賛否両論なモデルです・・・



実はボディ構造にも前期後期で大きな違いがあります。

おいしそう。
前期モデルは世にも奇妙なマホガニーでメイプルを挟み込んだサンドイッチ構造のボディバックなのです。
所謂パンケーキボディですね。
トップ材は勿論メイプルなので合計すると4層ですね・・・wwww
この前期モデルというのはおそらく77年までのモデルだと思います。
レスポール関連の本では75年と書いてあるのですが76年モデルはパンケーキなので・・・
ちょっとこの年数は曖昧なのでご存じの方は是非ご一報を・・・

不遇なる・・・

約14年間に渡り製造されたLes paul delxe・・・
当然生産数もかなり多いはずです。
しかしネット上に落ちているレスポールデラックスに関する情報は非常に少なく・・・

レスポールデラックスオーナーは仕方なく(?)Les paul Forlumに出向き英文を読むのです・・・
当の私も彼らのお陰で砕けた英語にも多少対応できるようになった気すらします()


誰か日本語でレスポールデラックスの情報をデータベース化してくれぇ・・・!




してくれないですよねぇ・・・・


じゃあ自分でこの一年コツコツと集めたレスポールデラックスに関する情報を細々と発信しよう・・・
と、思いこのブログを開設しました。稚拙な文章ですが少しでもレスポールデラックスオーナーの
皆さまのお役に立てれば、と考えております。



どうかよろしくお願いいたします。







Twitterもやってるのでよければこちらも宜しくお願いします(https://twitter.com/NamaKen79)