2013年1月7日月曜日

誕生


レスポールは1960年に生産が終了しSGタイプにモデルチェンジしました。(初期のSGにはレスポールの名が冠されています)

そして1968年、遂にレスポールが再生産されます。
この時発売されたのはP-90が二発搭載されたレスポールスタンダードとレスポールカスタムでした。


そんな中ギブソンは1969年にレスポールデラックスが発売しました。
やはりデラックスの最も大きな特徴といえばこの小型ハムバッカーですね。
そのハムバッカーこそ、かの有名・・・ではないミニハムバッカーです。
←これ

可能な限り生産コストを抑えつつハムバッカーを搭載したギターを作るか・・・
ギブソンはこの課題をクリアするため目を付けたのは
エピフォン社が開発したミニハムバッカーでした。
そのミニハムバッカー(以下ミニハム)をプラスティック製エスカッションに填めることでP-90と同サイズのハムバッカーを開発したのです。こうすれば新たにテンプレートを作る必要がありませんからね。



デラックスは本当にマイナーチェンジが多いモデルなので全てを紹介することはできませんが
大まかに言うとレスポールデラックスは2つのタイプに分けることができます。

まず第一のタイプは69年から75年まで採用されたマホガニーネックのレスポールです。
これらのモデルは数あるデラックスでも人気が高く比較的高値で取引されています。

第二のタイプは76年から84年まで採用されたメイプル3ピースネックのモデルです。
レスポールの弱点であったネックの弱さが見事解消された当モデルですが
トレブリーなミニハムバッカーとの組み合わせにより賛否両論なモデルです・・・



実はボディ構造にも前期後期で大きな違いがあります。

おいしそう。
前期モデルは世にも奇妙なマホガニーでメイプルを挟み込んだサンドイッチ構造のボディバックなのです。
所謂パンケーキボディですね。
トップ材は勿論メイプルなので合計すると4層ですね・・・wwww
この前期モデルというのはおそらく77年までのモデルだと思います。
レスポール関連の本では75年と書いてあるのですが76年モデルはパンケーキなので・・・
ちょっとこの年数は曖昧なのでご存じの方は是非ご一報を・・・

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